古代東海道・更級日記の道

1020年、菅原孝標女が歩いた上総(千葉)から京への古代東海道を探索しながら進みます。

2021-10-10から1日間の記事一覧

後鳥羽院の歌と菅原孝標女晩年心境

後鳥羽院 (遠島御百首) 冬ごもる 寂しさ思ふ朝な朝な爪木(つまぎ)の道を埋(うず)む白雪 長谷川氏は次のように解説する 和歌は花鳥風月を友とすると思われているが 当人の心のうち、変転をつぶさに映し出す。 帰京かなわず十八回もの冬を隠岐で迎え、数え年…