A woman's life in eleventh century japan
数年前、コロンビア大学から英訳が出版されている。
写真も多く読みやすそう。
日本人学者も参加している。
源氏物語がもてはやされているけど、それは悪く言えば貴族社会の情痴小説。
更級の方は女の一生を記す。
僻地居住者の都会へのあこがれ
うだつの上がらない父親
当時としては行き遅れの超晩婚
姉の死、乳母の死、夫の死
周りに人がいなくなり、姥捨てを口にするような晩年
はるかに普遍性があり、共感を得られると思う。
猫のエピソードは昨今の猫動画ブームと変わらず、その点で時を超えている。