さて、山木交差点から先、どう進むか。
左折し、八幡地区へ進み房州往還道を進むとするのが多数説かもしれない。
ここで道路技術系研究者の発言も頭をよぎる。
一は、武部健一氏(元建設省・道路公団)の「高速道路と古代道路の共通性というものに気づき~」
(古代の道 吉川弘文館2004年)
一つは、 元神奈川県県土整備部長 小方武雄氏の次の記述
「今までに採用された視点に加え、新たに古墳や地域の豪族、延喜式に掲載された式内社、直線道路のさらなる活用などの視点を加えて検討を行った。」
(PDF資料 神奈川における駅路に関する一考察)
結論から言うと自説は古墳や地域の豪族菊間国造、直線道路のさらなる活用、村田川以北で選択するルートなどの視点を加えて高速館山道に沿う次のようになった。
以下続く