古代東海道・更級日記の道

1020年、菅原孝標女が歩いた上総(千葉)から京への古代東海道を探索しながら進みます。

上総の国⑫の3  北野天神山古墳と東関山古墳

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三者は近い。特にbとcは至近距離。なお、文献によれば新皇塚古墳(古墳前期)はほぼ消滅とある。

 

b北野天神山(権現山)古墳   前方後円墳90m? 古墳中期 

c 東関山古墳       前方後円墳90m? 古墳中期

a 姫宮古墳        前方後円墳52m  古墳後期

 

北野天神山(権現山)古墳

 隣家が迫っており、その所に木柱がたっている。

 

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見やすいように姫宮古墳同様立て看板にしてほしい。冊子で見た上の内容と違う。

 

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このあたりのスロープが何とかなりそうなので登ってみる。

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手を付けていない古墳、陵墓には極相となる常緑広葉樹がのこることになるがこの根は直根で深い。松などとは段違い。

未盗掘の石室があっても根で変形、破壊される危険性が大きい。

私見だが根が深くならない樹木あるいは芝に変えてほしい。もっとも千年以上にわたって土砂崩れを防いできたであろう功績は大きいが。

 

車が止まっている左が北野天神山古墳。正面すぐが東関山古墳とお隣さんだ。

 

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東関山(とうかんやま)古墳

ぎりぎりまで道路、あるいは民家。

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よく見ないとわからないが左に回るとあった。

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登ってみる。道路が接近。

 

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このあたり、写真は載せないが湘南の高級別荘、京都東山に財界人が持つような庭園も垣間見え、不可思議な感じがする。