古代東海道・更級日記の道

1020年、菅原孝標女が歩いた上総(千葉)から京への古代東海道を探索しながら進みます。

滝口 宏氏のこと

昔、学生の頃、T医科大学に進学した友人とおしゃべりをしていたとき

「滝口 宏」って知っている?と聞かれた。

私、高松塚の壁画が話題になればすごいねとは思うけど特に考古学には興味があるわけ

でなく、その名前、聞いたことがあるような無いような感じだった。

適当にあいまいな返答をしたと思う。

彼は医大の一般教養か講演で話を聞いたのであろう。国鉄Ⅰ駅前の大きな料理店の息子

だったので、もしかしたら下総の国府の話でも出たのかもしれない。

 

最近になって更級日記関連でにわかファンになって少しは関連の本を読むと、まあ上

総、下総関連で滝口氏の名前がよく出てくること!

両国の国府国分寺についてはもちろん、それ以外でも、例えば夷隅郡の大多喜の台古

墳でも大多喜高校生とともに発掘調査をしている。

とにかく千葉県、東京都を舞台に寝る暇があるのかと思うほどいろいろな調査をしてい

る。

プロフィールを拝見すると明治43年東京生まれ平成4年没。早大理事、女子美大理事長

目白女子短大学長、日本考古学協会長などを歴任しているとのこと。

盛んに論文を発表している山路氏、白井氏はお弟子さんかな?