3月28日月曜日。JR有楽町で地下鉄に乗り換え桜田門駅へ
駅がこんなに近いとは思わなかった。
どこか違う。
そうだ、地下鉄出入口に屋根がない。景観第一の特異地点だからだろう。
それより海抜6.8mの表示がうれしい。この高さは微高地というのだろうか。
これより南下したら1000年前は海になってしまう。
直ぐに西進するのも何なので前回通っているけどもう一度桜田門内へ行くことにした。
夕暮れより朝がいい。
と、門内に入った次の瞬間、感激することに。
こんなに見事な桜を見たことがない。
とくに幹がすばらしい。
行ってよかった寄り道だ。今日は東京の桜満開日だった。
ではいよいよ今日のスケジュールにのっとって国道1号線桜田通りを出発。
これまで警視庁玄関口まで行ったことはなかった。
脇を通るので入り口の写真を撮ろうと思ったら、「型ぐるしいことを言うが写真はお断りです。道路前にある表示はどうぞ」とのこと。
かなり厳格。二日後すぐ先の外務省に車で突入した事件もあったし、文句は言えない。
このあたりの地図は以下のとおり
警視庁の建物に比べて古臭くて劣後していた警察庁等旧内務省の建物が見事に建て直され荘厳なものになっていた(合同庁舎2号館)。石張り調の外壁は好きだ。
この先を右折して本日2回目の寄り道。
私の最初の勤務先があったので。
記憶は薄れ、登り坂だったことは覚えていない。
その先は国会議事堂で7階の部屋から正面に見えた。下は桜田門からの写真。
戻って1号線を進む。と言っても隣の外務省。
塀越しに見える銅像。これも見た記憶がない。忘れたのだろう。
当時は広い庭、道路前のみどりスペース、建物の和を感じさせるデザインが秀逸だったがさすがにくたびれ感も出てきている。
最近、なにかと評判の悪い財務省
意地でも建て直さないのか。古いまま。
大蔵省主計官室に資料や差し入れを持って行ったことが思い出される。彼らには連日の残業の疲れが漂っていた。
虎ノ門は霞が関から外れていることもあり、低く軽んじられていた役所。昔も今も。
しかし日ごろ勇ましいことを行っている教授も大学も面と向かうと平身低頭の体。
私もこの省の体質は不快に思う。
虎ノ門では民間ビルの超高層街化も著しい。
虎ノ門3丁目で横浜まで31キロか。
ウクライナの首都○○キロまでロシア軍が迫っているとの記事を見るにつけ、その距離というものについて考えさせられる。
さて桜田通りは虎ノ門の先、進行左側は愛宕山(25.7m)、東京タワーのある芝公園3丁目、増上寺のある芝公園4丁目と続く。
芝公園には古墳があるので赤羽橋交差点で左折して寄り道していくことにした。
交差点で後ろを振り返るとこう
芝公園は思ったよりっ広い。
南側に古墳がある。
頂部は上野公園内の古墳に近い状態だ。
そばには貝塚も発見されている。
下は赤羽橋交差点に戻る途中。古墳のある起伏高さが今でも実感できる。
赤羽橋交差点をクロスし、済生会中央病院を右に見ながら進むとすぐに慶大が見えてくる。
昔、何かの試験会場で入ったことがある。
さて三田3丁目交差点でどう行くべきか考えが分かれてくる。
Aコース
そのまままっすぐ、地方道301号→国道15号(第二京浜)と進む。
bコース
斜め右に曲がり、さらに二股に分かれる道のうち左側(聖坂)に進む。
(続く)