古代東海道・更級日記の道

1020年、菅原孝標女が歩いた上総(千葉)から京への古代東海道を探索しながら進みます。

樋口一葉と鏑木清方・朝倉摂

4か月ちょっと前、台東区のところで竜泉にある樋口一葉記念館に寄り道した。

武蔵の国の項、最終としてそれに関連することを。

 

訪れたのは2021年12月19日であったが、樋口一葉の作品を舞台化した資料として舞台の模型が展示してあった。

そして、その舞台美術担当というのだろうかビッグな二人のお名前が記されていた。

 

   鏑木清方

   朝倉 摂

 

 亡き一葉を偲ぶ演劇公演に参画したお二人であるが、月日がたち、今やこのお二人が優れた表現者として偲ばれることになっている。

 鏑木清方は歿後50年として東京国立近代美術館で(5.8まで)

 朝倉 摂は生誕100年として神奈川県立近代美術館葉山で(6.12まで)

 

葉山は遠いが東海道が上総まで真に海を渡っていた時代の通り道であったし

摂さんの高名な生家は谷中の真っただ中であり、縁がないとは言えない。