古代東海道・更級日記の道

1020年、菅原孝標女が歩いた上総(千葉)から京への古代東海道を探索しながら進みます。

更級日記東京の道 ① 開始の経緯

 今年度第1四半期、たまたま縁あって某紙に「更級日記東京の道」を連載する機会を頂きました。

これまでの当ブログ、更級日記の道「武蔵国」で述べているところと範囲的には重なりますが、再度の実地踏査、新たな資料の取得・閲覧等により考えを修正したり、写真を含めより詳しい記述にしたものなどがあります。そこで従前のカテゴリーはそのままに新カテゴリーとして「更級日記東京の道」を開始することにしました。

 述べるのは全部と言うわけではありませんが(*)、参考になれば幸いに思います。

 

*江戸川を渡河して千葉県から東京都に入都→新中川(中川放水路)→中川→荒川(放水路)→墨田川→谷中→本郷台地(千駄木)と進んでいきますが上野あたりから進めます。