古代東海道・更級日記の道

1020年、菅原孝標女が歩いた上総(千葉)から京への古代東海道を探索しながら進みます。

更級日記東京の道⑨ 桜田門から芝公園

 道灌は海近くに江戸城を築いた(1457年)。

 孝標らの上洛旅はそれより430年以上前。

 なおのこと海岸線は近かっただろう。進むにはできるだけ内陸側(西側)を進まねばならない。

 桜田門(荏原郡桜田郷)から丘陵裾野を南に進む(現国道1号桜田通り)。

 桜田門正面の警視庁他→外務省→財務省文科省の各ブロックが続くが(千代田区霞が関)、それぞれの間は霞が関坂、潮見坂、三年坂と名前が付くかなりの急坂であることに気づく。

 

 

 

 

虎ノ門交差点を過ぎ、港区となり進行左側(東)には愛宕山(25.7m)の緑と起伏が見えてくる。

その先は芝公園となるが増上寺南側の芝公園4丁目には芝丸山古墳(5世紀代、全長106mの前方後円墳)や丸山貝塚(縄文中期末~後期)がある。海に近い高台らしい。