古代東海道・更級日記の道

1020年、菅原孝標女が歩いた上総(千葉)から京への古代東海道を探索しながら進みます。

 江戸城至近の大名上屋敷とブラタモリ雑感

一昨日土曜日のブラタモリ、ちょうど当ブログで最近扱った内容にダブるところがあるので興味深く拝見した。

 

番組で時間をかけ、特に強調していたのが井伊氏の優遇とその上屋敷位置の優越性だった。

上屋敷の場所は海抜の高い、桜田門を見渡せる絶好の位置。

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現況はこうだ。

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その場所の優越性から維新後も参謀本部の場所となったことに言及していた。

その当時と現況の比較はこうなる。

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例によって登場する識者はこの桜田門から虎ノ門への道は古い東海道ですと説明。

タモリは思った以上に高度ある地形であること、ここはあまり人が来ないところだねと印象を語る。

確かにそのとおり。私も職場が目の前だったので昼休みに何度か来たがいつも人はいないか少数だった。

 しかし、議事堂前の公園というほか、それ以上に水準点原点地であること、憲政記念館があって入館できるなど行く価値はあると思う。

今回のTV報道で増えるかもしれない。

 

なお、ブラタモリでお相手をする女子アナはその後頂点を目指すエリートコースになっていることは知られている。

今度の方、人柄、会話のもって行き方の点では悪くはないが、地理歴史番組として必要とされる最低限の基礎教養が不足するように見える。容貌だけで女子アナになれる局ではないと思うが。

かってのTBS雨宮塔子のようにボケ路線で進ませる方針なのだろうか