古代東海道・更級日記の道

1020年、菅原孝標女が歩いた上総(千葉)から京への古代東海道を探索しながら進みます。

リアルな体験とネット・文献での知見の差異 ③ 五反田

「世界は五反田から始まった」(ゲンロン)との地名入り題名が良かったのかずいぶん話題となった。

大佛次郎賞という朝日新聞系列の受賞だが先日12月29日の読売新聞で東大教授宇野重規氏との街歩き対談が記事となっている。

この写真、目黒川の橋で撮ったとある。

 

懐かしい。3月28日に桜田門から歩いてやってきたところだ。

どの橋なんだろう。後ろ中央の建物が目印となる。

 

五反田placeという建物。

ということは本村橋ということだ。

この橋は武蔵国 で上げている。

五反田という場所には全く土地勘がないので説明を聞くばかり。

そういえば昔、通信機を作っていた今でも現役の小さな会社があって一度来たことがある。

五反田に近い戸越銀座で町工場を営んでいた家で育った作家星野さんと八王子郊外の団地で育った宇野教授とは接点がないかに見えるがさすがに宇野さん、大学の先生

で洞察が深い。八王子が宿場だった歴史、今住む横浜郊外が江戸時代は大山街道沿いだったことを述べる。

星野さんの「面白くない街は絶対にない。どんな街でも立ち止まってよーく見れば、絶対に面白いはず」の発言に至極共感する。

お二方が歴史を知る必要がある、自由には戦略が必要と言っていることが興味深い。