そうだ東京へ行こう⑫ 胸突坂
ぜひともお勧めするこのコース最高のスポット。地元の人、職場・学校が近い人は知っているがそうでない限りあまり知られていない。 修学旅行で東京へ来る場合は寄ってほしい。時間がなければJR目白駅で降り、都バスで椿山荘まで行けばよい。 都内に由緒あるナントカ坂は多い。が、多くは車道となり昔の面影はない。 ここは細く、急傾斜で、車道とならなかったのが幸いであった。雰囲気が残っている。 昔の雰囲気だけではなく今も生きているスポットである。 これまで見てきた和敬塾、永青文庫、新江戸川公園、水神社のラインと蕉雨園、関口芭蕉庵に挟まれた狭い急傾斜の坂道である。 ただ、それだけのこと。しかし昇り降りした人を考えると凄いではないか。 旗本が通った。 大名も歩いた。 芭蕉も田んぼを見ながら詠んだ。 明治の元勲 山縣も、田中光顕も散歩した。 後で総理大臣となった田中角栄も細川護煕も歩いた。 もちろん、田中真紀子も。 永青文庫に来たついでに白洲正子も。 村上春樹も通学に昇り降りした。 写真は上からと下からのもの双方を載せた。
次の写真右側は芭蕉庵の普段の入口。左の粗末なフェンスは水神社手前駐車場のもの。芝生部分が水神社境内の縁。
文京区役所も、歩きやすく整備し、説明の文を敷設している(写真)。
今、坂と橋(駒塚橋)が直線につながっているが、かってはずれていた(地図参照)。
そうだ東京へ行こう⑬ 目白通り
ここら辺で建物ではなく、沿って歩いている目白通りの雰囲気をお伝えする。
どういうわけか平日でも、車、人とも少ない。 もっとも、目白駅に近づくにつれ雑然とし、並みの道路になるが
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