古代東海道・更級日記の道

1020年、菅原孝標女が歩いた上総(千葉)から京への古代東海道を探索しながら進みます。

更級日記・東京の道⑫ 高輪から大井町駅へ(その2) 御殿山から居木橋へ

御殿山交番前で八ツ山通を渡るが向こう側に3本の道があって、迷う。

 

 

 

進行左からAとB2本は御成門通り、道灌通りと名がついている。

 

真正面だし、「お成道」の立て看板もあるしと御成門通りAに入り、そのままミャンマー大使館前まで歩いたが、後で考えると違ったかもしれないと思うに至った。

右端の道Cだと目黒川にかかる居木橋までほぼまっすぐだし、北品川の4丁目と5丁目の境になっているし、一方通行の道だしと。

では古い地図との比較を見て見よう。

交番直前までまっすぐの道はなかった。

どう見ても右の一本Cに限られよう。

このまっすぐな道は途中吉川英治旧居邸もある今の散歩道としても好雰囲気だ。

彫刻の庭園


このまま南下すると道路右側はONビルの公開空地。
随分広い。

 

辺りについての区の説明文

尾根道は下り坂となる。

 

右手に目黒川にかかる居る木橋

海にも近いこのあたりは縄文の昔から人の絶えることのない要衝の地であっただろう。