更級日記の道なのだから古代当時のことだけを考えればよいのかもしれない。
ては明治以降、近代・現代のことを考えたくなる。
明治維新、太平洋戦争という大きな社会変動で当該土地の利用が変わってくる理由は大和政権の誕生、律令制の確立、そしてその弛緩という社会変動発生時にも当然に生じているはずで、それを考える際のヒントになるのではないか。
両地域とも現在、多くのスペースは公園と学校になっている。
軍の司令組織はなくなったが病院は名前を変えて国立病院として残っている。
上総・下総国で宗教組織、国分寺跡は割とはっきりしていたがこれに比べて国庁跡は
はっきりしない。下総は近年明確になりつつあるが。
さて、千葉公園に戻るが、次の鉄道第一連隊演習用橋脚前にある説明文がわかりやすい。
陸軍施設の総面積は462ヘクタールというからけた外れの広さだ。